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レーザー結晶 – 広範なアプリケーションへの実装に最適

3/19/2014, Tokyo, Japan   —

米国Edmund Optics® (EO)の日本法人、エドモンド・オプティクス・ジャパン株式会社は、レーザー結晶の発売を開始した。レーザー結晶は、固体レーザーシステムにおいてアクティブな利得媒体として機能する。レーザー結晶の組成がその光学的特性を決定付け、アプリケーションやレーザーの種類に応じてどの結晶を用いるのが最も適切かを決定付ける。一連のアプリケーションへの実装用に、Nd:YAG、Nd:YVO4、Yb:KGW、Yb:KYW、チタンサファイアを始めとする広範なレーザー結晶を取り揃えている。

高レーザー耐力を備えたNd: YAGレーザー結晶

ネオジウムドープのイットリウム・アルミニウム・ガーネット (Nd:YAG)レーザー結晶は、高い光学的均一性や高レーザー耐力性、加工精度、優れた安定性を備える。反射防止コーティングが施された結晶はまた、優れた蛍光寿命と熱伝導性があり、1064nmで最大スループットを得ることができる。Nd: YAGレーザー結晶は高出力CW、Q-スイッチ、または単一モードオペレーションに最適である。

青や緑、或いは赤外のレーザービームを生成するNd: YVO4レーザー結晶

ネオジウムドープのイットリウム・バナジウム (Nd:YVO4)レーザー結晶は、高いレーザー耐力と機械的強度、更に優れた光学特性を備える。Nd:YVO4は大きな誘導放出断面や高い吸収性、807nmを中心とする幅広い吸収バンドを持ち、小型ダイオード励起レーザーに最適である。Nd:YVO4レーザー結晶は、セットアップに応じて青、緑の波長に調和した1342nm、1064nm、914nmのレーザー光を生成する。Nd:YVO4レーザー結晶は、808nmと1064nmにおける最大スループットを実現するためのARコーティングが施されている。

ウルトラファストレーザーや発振器用に最適なチタンサファイアレーザー結晶

チタンサファイアレーザー結晶は、大きな利得と放射帯域を有し、高いレーザー耐力と飽和パワーを備えている。熱伝導性に優れた本レーザー結晶は、ウルトラファストやフェムト秒パルス、或いは波長チューナブルの連続波レーザーへの実装に最適である。

1020nm~1060nmで幅広いレーザー出力を供給するYb:KGW & Yb:KYWレーザー結晶

イッテルビウムドープのカリウム・ガドリニウム・タングステン (Yb:KGW)レーザー結晶とカリウム・イットリウム・タングステン (Yb:KYW)レーザー結晶は、高出力、超短パルスを生成するために用いられる低量子欠損材料である。本レーザー結晶は1020nm~1060nmで幅広いレーザー出力を有し、ダイオード励起により、55%以上のスロープ効率を実現。Yb:KGWレーザー結晶は、超短パルス増幅器としての使用や高出力薄ディスクレーザーへの実装用に最適である。Yb:KYWレーザー結晶は、1020~1060nmの範囲内でのレーザー放射のチューニングや、70fsより短いパルスの生成に最適である。どちらも980~1064nmにおける最大スループットを実現するためのARコーティングが施されている。

レーザー結晶は在庫販売体制によりお客様に短納期で供給

Nd: YAG、Nd: YVO4、チタンサファイア、Yb: KGW & Yb: KYWレーザー結晶は、全品在庫販売体制により、お客様に短納期で供給する。

 
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