I3A/ISO 12233 解像度チャート

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  • ISO 12233規格に準拠
  • アナログ/デジタルスチルカメラを用いた撮像光学系用にデザイン
  • 視野全体の解像度のキャリブレーションが可能
  • 被検カメラとレンズに合わせた3サイズをラインナップ

ISOの国際規格 12233“Photography-Electronic still picture cameras - Resolution measurements”に適合した本チャートは、様々なアスペクト比 (1:1, 4:3, 3:2, 16:9)を持つ電子スチルカメラの解像度テスト用にデザインされています。視野の中央と周辺部の水平、及び垂直方向の限界解像度が一時に評価できるよう、レイアウトされています。100~2000 LW/PH (= Line Widths per Picture Height; 画面高さ当たりの等線幅)の解像度パターンを持つスタンダードパターンと、500~4000 LW/PHの同パターンを持つ高解像度パターンが選択できます。一例として、限界解像度が”X”LW/PHの時、チャートを構成する黒線、或いは白線一本毎の実際の幅Yは、{Y (mm) = [チャート寸法 (L)] ÷ X)}により求めることができます。これを解像力 Z (本/mm)に換算すると、{Z = 1/2Y}となります。なお高解像度パターンのチャートには、スターターゲットが特別に付いています。

本チャートは、限界解像度の評価以外にも多目的に利用できます。視野中央部には、水平、及び垂直方向の空間周波数応答 (Spatial Frequency Response; SFR)のデータが得られる簡便な方法として、黒塗りのブロックバーを視野の中央から周辺の至る所に、やや傾けた状態 (5°傾斜)で配置しています。また対角方向のSFR計測用に、45°傾けた黒塗りブロックも中央部に一つ配置しています。被検撮像光学系のピント調整用に、チャート中心部にゾーンプレート (2種類の空間周波数)を配置。更に走査直線性の確認用に、わずかに傾斜した全長の長い一本線が水平と垂直に各一方向ずつ、また走査非直線性の確認用に、サークル内に十字線とX線を配置したパターンが施されています。チャート中央部下にあるチェックボードパターンは、画像の圧縮加工の際の評価用にお使いください。なおこのチャートは光を透過しません (反射型デザイン)。

 
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