光学フィルター用
コーティング


  • 193nm から 12.4µm までの波長領域

  • 960種の標準フィルターコーティングデザイン

  • カスタムの設計と製造および試験を提供

  • 超短パルスや他のレーザーシステム用のレーザー単波長設計が可能

  • 医療機器、半導体検査、マシンビジョンなどに対応

概要

精密光学フィルターは、システム内の特定波長を遮断、透過あるいは反射します。レーザービームのクリーンナップ、マシンビジョンシステムのコントラスト向上、あるいは蛍光を励起波長から分離するニーズであっても、エドモンド・オプティクスには適切なフィルターソリューションがあります。

エドモンド・オプティクスは、蛍光、ダイクロイック、狭帯域バンドパス、マルチバンドパス、ノッチ、エッジ、NDフィルターを始めとする光学フィルター用コーティングを行うリーディングカンパニーです。試作用の少量から製品化用の大口数量まで、当社のエンジニアはソリューションを構築することができます。さまざまなアプリケーションでの経験をベースに、当社はお客様のアプリケーションにベストなフィルターを見つけ出すサポートをさせていただきます。何を製作しましょう?

対応力

当社のコーティング専門の設計者や技術者は、コーティングパラメーターの扱いを熟知しており、厳しい仕様要件にも対応します。

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説明 蛍光 / ライフサイエンスアプリケーション用フィルター ハードコートバンドパスフィルター 高精度エッジフィルター
フィルターの種類 蛍光用バンドパスフィルター 蛍光用ダイクロイックフィルター 狭帯域バンドパスフィルター 中帯域バンドパスフィルター 広帯域バンドパスフィルター ショートパスフィルター ロングパスフィルター ダイクロイックフィルター
代表的なスペック 透過率 ≥ 95% 透過率 ≥ 95% 透過率 ≥ 95%
ブロッキング性能 ≥ OD6.0 反射率 ≥ 98% ブロッキング性能 ≥ OD4.0 ブロッキング性能 ≥ OD4.0 反射率 ≥ 98%
10 - 80nm 間のバンド幅 透過波面歪 (TWD) ≤ λ/4 5 - 20nm 間のバンド幅 25 - 50nm 間のバンド幅 バンド幅 ≥ 50nm スロープファクター ≤1% 透過波面歪 (TWD) ≤ λ/4
MIL-STD-810H に基づく環境試験 MIL-STD-810H に基づく環境試験 MIL-STD-810H に基づく環境試験
MIL-C-48497A に基づく物理強度 MIL-C-48497A に基づく物理強度 MIL-C-48497A に基づく物理強度
補足 一般的な蛍光色素用の標準およびカスタムデザイン; 蛍光顕微鏡用キューブや医療・診断機器、およびPCRデバイス内への実装対応 一般的なLEDやレーザー光源、蛍光タンパク質、元素や化学物質輝線用の標準およびカスタムデザイン; 分光装置やマシンビジョン機器、および医療・診断機器内への実装対応 300nmから10µm間の波長で標準および任カスタムカット; スペクトルの選別や分離、ビーム結合、ラマン信号検出に最適;シャープな遷移、深い透過遮断、広い透過域、および低GDDに向けてデザインの最適化が可能
説明 ノッチフィルター NDフィルター マシンビジョン用フィルター
フィルターの種類 レーザーライン用ノッチフィルター マルチライン用ノッチフィルター 反射型NDフィルター 無反射型NDフィルター 吸収型NDフィルター バンドパスフィター バンドカットフィルター 偏光フィルター
代表的なスペック ブロッキング性能 ≥ OD6.0 0.1 から 5.0間の光学濃度 (OD) 一般的なマシンビジョン用フィルターマウント
狭い半値全幅 (FHWM) 2、3、4波長デザイン UV、可視、NIR、LWIR およびマルチスペクトル域 反射率 ≤ 2% すべてのSCHOTTおよびHOYAガラスが使用可能 透過率 ≥ 90% ブロッキング性能 ≥ OD4.0s ≥9,000:1 の消光比
広い透過領域 透過波面歪 (TWD) ≤ 1λ 低コストまたは高精度基板 可視およびNIRデザイン さまざまなARコーティングオプション 一般的なLED中心波長 UV & NIR、あるいはUV or NIRをカット 直線もしくは円偏光
MIL-STD-810H に基づく環境試験 表面品質 40-20 表面品質 60-40 板厚もしくは光学濃度を厳密に制御 MIL-STD-810H に基づく環境試験 透過率制御用の方位角回転
MIL-C-48497A に基づく物理強度 透過波面歪 (TWD) ≤ λ/4 低コストまたは高精度基板 溶融認証の対応可能 MIL-C-48497A に基づく物理強度 高コントラスト、高透過率、または高温対応オプション
補足 一般的なNd:YAG、Yb:YAG、He-Ne、アルゴン、ファイバー、チタンサファイア、およびダイオードレーザーの深い遮断に向けた標準およびカスタムデザイン さまざまなスペクトル領域での均一な減衰に向けた標準およびカスタム光学濃度; 400 - 700nm, 700 - 1100nm, 250 - 700nm, 190 - 1700nm, 2.0 - 14.0µm を始めとする標準領域 マシンビジョンアプリケーションに用いられる一般的なLED、レーザー波長、および光源に向けた標準およびカスタムデザイン; 一般的なM25.5 x 0.5 および M30.5 x 0.5 のオプションを始め、M22.5 x 0.5 からM105.5 x 1.0 までのねじ込み規格を持つフィルターリング内に固定

レーザー用フィルター

レーザーアプリケーションにフィルターがご必要ですか?エドモンド・オプティクスは、ハイパワー用のレーザー誘起損傷閾値 (LIDT) や、超短パルスレーザー用の群遅延分散 (GDD) に最適化した標準とカスタムレーザーフィルターの両方を生産します。

蛍光顕微鏡用の
蛍光試薬と光学フィルター

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製造設備

エドモンド・オプティクスは、最新鋭の光学薄膜蒸着設備を米国、日本、シンガポールに導入しています:

  • 電子ビーム蒸着
  • イオンアシスト蒸着
  • イオンビームスパッタリング (IBS)
  • マグネトロンスパッタリング
  • 抵抗加熱蒸着
  • 厳しい環境や耐久性に向けたハードコーティング
  • A自動化された超音波洗浄機

測量

エドモンド・オプティクスは、一連の試験を行い、在庫販売品や特注品のコート付き製品の性能を保証しています。コーティングの性能を評価する装置は以下の通りです:

技術資料

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    動画
     
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    アプリケーションノート
     
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    注目のトピックス
     

動画

簡単なヒントからアプリケーションベースのデモに至るまで、企業や製品に関する動画情報です。

EOのグローバル製造拠点

エドモンド・オプティクスの計測:製造の主要な要素としての測定

アプリケーションノート

理論的説明や公式、図解などを網羅した技術情報やアプリケーション実例です。

光学フィルター
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光学フィルターの設置方向
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オプティカルコーティング入門
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NDフィルターの理解
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蛍光顕微鏡用の蛍光試薬と光学フィルター
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注目のトピックス

技術とアプリケーションの進歩によって、未来はオプティクスに依存しています。エドモンド・オプティクスは、製品と技術のトレンドについて情報発信をすることで、その未来をサポートしていきます。

光学フィルターの未来
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超薄型ロングパス & ショートパスフィルター
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フィルターの種類

  • バンドパス
     
  • ショートパス
     
  • ロングパス
     
  • ノッチ
     
  • ダイクロイック
     
  • ND
     
  • 偏光
     
  • カラーガラス
     

バンドパスフィルター

バンドパスフィルターは、スペクトルの一部を選択的に透過させるのに用いられ、透過帯域の外側の波長は全て遮断します。

Figure 1 (右): バンドパスフィルターは特に求められる波長あるいは波長帯を透過し、透過帯域の外側の波長は全て阻止します。

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Bandpass Filters

ショートパスフィルター

ショートパスフィルターは、特定のカットオフ波長よりも短い波長を透過させるのに用いられます。

Figure 2 (右): ショートパスフィルターは、ショートパスエッジフィルターとしても知られ、特定のカットオフ波長よりも短い波長を透過します。

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Shortpass Filters

ロングパスフィルター

ロングパスフィルターは、フィルターの特定のカットオン波長よりも長い波長を透過させるようにデザインされています。

Figure 3 (右): ロングパスフィルターは、ロングパスエッジフィルターとしても知られ、特定のカットオン波長よりも長い波長を透過します。

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Longpass Filters

ノッチフィルター

ノッチフィルターは、光の一部のスペクトルを選択的に遮断し、それ以外の全ての波長を透過します。

Figure 4 (右): ノッチフィルターの透過特性

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Notch Filters

ダイクロイックフィルター

ダイクロイックフィルターは、不要な波長を反射し、スペクトルの必要な部分のみを透過します。波長によって光を二つの光路に分岐することができるため、この効果はいくつかのアプリケーションにとって望ましいものです。

Figure 5 (右): ダイクロイックフィルターは、ダイクロイックミラーとしても知られ、不要な波長を反射してスペクトルの必要な部分だけを透過します。この効果は、システム内の別の場所で反射光と透過光の両方を利用するアプリケーションに有益です。

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Dichroic Filters

ND

NDフィルターは、透過しない光の一部を吸収もしくは反射することで、スペクトル全体にわたり透過率を均等に減らすようデザインされています。

Figure 6 (右): NDフィルターの透過特性

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Neutral Density (ND)

偏光

偏光板、もしくは偏光フィルターは、光の一部の偏光成分のみを選択的に透過します。

Figure 7 (右): 1枚の偏光フィルターおよび2枚の偏光フィルターの透過軸を平行と直交にして重ねた時の透過特性

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Polarizing

カラーガラス & 吸収

カラーガラスおよび吸収フィルターは、材料固有の吸収特性を利用することによって機能します。

Figure 8 (右): 既定の吸収と厚さをもつガラス基板で構成されたカラーガラスフィルター

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Polarizing

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