RoHS指令 & REACH規制
エドモンド・オプティクスは、事業を行う場所で適用されるすべての環境規制や法律を満たすだけでなく、それを上回るよう努力しており、RoHS指令への準拠はその一環です。RoHS (Restriction of Hazardous Substances) 指令 の改訂版に当たる「RoHS 2」は、2011年6月8日に採択され、2011年7月1日に欧州連合官報に掲載されて、その法令適用日が確定となりました。2006年6月から電気・電子機器 (EEE) に含まれる有害物質を規制してきたオリジナルのRoHS指令は廃止されました。2019年7月22日、有害化学物質リストが10種類に増え、この改定版は通称「RoHS 3」と呼ばれています。
RoHS指令は、EU市場での販売される電気・電子製品で以下の10種類の有害化学物質の使用を規制しています: 鉛、カドミウム、水銀、六価クロム、ポリ臭化ビフェニル (PBB)、ポリ臭化ジフェニルエーテル (PBDE)、フタル酸ビス (2-エチルヘキシル) (DEHP)、フタル酸ブチルベンジル (BBP)、フタル酸ジブチル (DBP) および フタル酸ジイソブチル(DIBP)
RoHS指令の改訂版では、CEマーキング指令が含まれるようになりました。つまり、電気・電子製品や同装置、同機器にCEマークが付いていれば、それはRoHS指令にも対応していることになります。RoHS指令の影響は、世界中に見られます。ほとんどの製品メーカー、輸入業者、輸出業者、そして消費者は、購入する製品がこの指令に適合していること、あるいはEU市場での販売を可能にする適用除外の適用を要求します。
有害化学物質のいずれかが製品に含まれていたら?
同指令が許容する最大レベルを超える物質が含まれた製品は、2006年7月1日以降、EU市場での販売ができなくなります。なお、他の多くの国々でも、自国版RoHS指令やその他の有害物質規制の取り組みを行っていることを忘れてはいけません。
エドモンド・オプティクスから購入した製品は、RoHS指令に対応している?
多様な製品の製造メーカーおよびサプライヤーとして、EOは提供する製品を製品設計者やサプライヤーと継続的に見直し、製品ラインナップを改善するとともに、可能な限りRoHS要件を満たすよう努めています。しかしながら、オプティクスが持つ性質の複雑性、具体的には様々な技術的アプリケーションに向けての有効な屈折率、部分分散、およびUV透過率を維持するために、一部の光学部品は規制化学物質を使用する必要があります。規制化学物質を含んだこうした製品は、RoHS指令の適用除外項目を利用してその流通が認められています。この適用除外項目は、関連機関によって定期的に見直されています。適用除外項目は、更新されない、もしくは失効されることがあります。このような事態が発生した場合、当社は、ウェブサイトやすべての文書を早急に更新するよう、最善の注意を払います。
RoHS 3指令はエドモンド・オプティクスの製品ラインナップにどのような影響を与える?
適用除外項目の有効期限: 当社の製品の一部に適用されている適用除外項目には有効期限があります。こうした適用除外は、期限切れとなる6ヶ月前までにEU委員会により発表されます。
CE マーク: EOがEU市場に直接輸入する電子機器に対して要求されます。光学材料や光学製品など、電子機器に該当しない製品についてはこの限りではありません。ご購入を検討されている製品がRoHS指令に対応していない場合は、当社の製品サポートスタッフがお客様のアプリケーションニーズに合わせてRoHS対応製品の供給をお手伝いいたしますので、お問い合わせください。特定商品コードの現在のRoHS指令対応状況を把握し、同指令に対応した商品コードの証明書を印刷する場合は、RoHS ルックアップツール をご使用ください。
当社が継続的に取り組んでいるもうひとつの規制は、REACH (Registration, Evaluation, Authorization and Restriction of Chemicals) 規制です。REACH規制は、化学物質がもたらすリスクから、人の健康と環境の両方を守ることを目的としています。化学物質のリストは年に数回更新されるため、エドモンド・オプティクスはこの規制を満たすためのデータベースを継続的に更新しています。
神戸製鋼所の不適合材料に関する宣言
株式会社神戸製鋼所 (以下、KOBELCOグループ) は、2017年10月8日に一部のロットおよび拠点の材料が仕様要件に不適合であったことを発表しました。エドモンド・オプティクスは、当社の知る限りにおいて、対象の材料を含む製品をお客様に販売していないことを保証いたします。
神戸製鋼所の不適合材料に関する宣言書 (英文)
有害物質規制法 (TSCA) に関する宣言
エドモンド・オプティクスが入手した情報に基づき、また当社の知る限りにおいて、エドモンド・オプティクスが直接供給する自社ブランドの製品は、意図的に添加された、または法的閾値を超える濃度の法的制限物質を含んでいません (法的に適用除外となるアプリケーションでの使用を除いて)。
有害物質規制法 (TSCA) に関する宣言書 (英文)
カリフォルニア州プロポジション65
お客様へ: 当社の製品は、カリフォルニア州内の企業に販売される場合があり、カリフォルニア州プロポジション65(Health & Safety Code 25249.7)の適用を受ける可能性があることを理解しています。 プロポジション65は、消費者が特定の化学物質に法律で定められた基準値以上晒された場合、事業者がそれを警告することを義務付けています。プロポジション65の化学物質は、当社製品の構成要素から微量に検出される可能性がありますが、こうした化学物質は一般に消費者に届くことはなく、通常の使用条件下では消費者に暴露することはないと考えられます。
EU 電気電子機器廃棄物指令 (WEEE)
EUの電気電子機器廃棄物指令 (WEEE)は、EU加盟国に対して、WEEEの分別収集、再利用、リサイクルを最大限促進することを求めています。英国WEEE規制 (本指令から派生) は、本規制の適用範囲である英国で上市されるすべての電気電子機器 (EEE) に適用されます。
英国WEEE規則では、「生産者」はすべての関連するEEEに「ごみ箱の×印」マークを付け、WEEEを家庭ごみとして廃棄しないよう消費者に注意を促すことが義務付けられています。エドモンド・オプティクスは、全てのお客様にこのシンボルマークをご確認いただき、WEEE製品を家庭用ゴミ箱や廃棄物容器に入れないようにお願いしています。

エドモンド・オプティクスは、原材料やエネルギー使用量の削減、埋め立ての防止、一部のWEEEに含まれる有害物質や有毒物質の環境汚染防止など、環境上の利点があることから、WEEEの再利用とリサイクルを支援しています。
英国WEEE規制の生産者として、エドモンド・オプティクスは、WeeCareコンプライアンススキームのメンバーとして登録され、WEEE生産者登録番号 - WEE/BA0554ZV を取得することにより、生産者の義務を遵守しています。
電気電子機器廃棄物指令 (WEEE) 認定証 (英語版)
英国WEEE法では、「ディストリビューター」は、新たなEEEを供給する際に、顧客 (最終ユーザー) がWEEEをディストリビューターに無償で返却 (テイクバック) できる「テイクバック」システムを提供することが義務づけられています。
英国WEEE規制のB2B生産者兼ディストリビューターとして、エドモンド・オプティクスは、英国で販売するEEEの最終ユーザーがWEEEを無料で当社に返却することを許可しています。部品の返送方法の詳細は、お問い合わせください。
また、英国内にはリサイクルセンターのネットワークがあり、WEEEを廃棄、再利用、リサイクルするために、消費者が無料でWEEEを持ち込むこともできます。設置場所の全リストは、www.recyclenow.com でご覧いただけます。
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