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エドモンド・オプティクスの非球面レンズが光学デザインの簡略化と精密性能の向上に貢献

2/22/2022, Tokyo, Japan   —

Edmund Optics® (EO) の日本法人、エドモンド・オプティクス・ジャパン株式会社は、特殊で要求の厳しいアプリケーションに理想的な非球面レンズのラインナップを拡充することで在庫販売製品をさらに拡大した。今回の製品拡充には、イメージングアプリケーションに最適なTECHSPEC® 両面非球面レンズと高精度な性能を実現するTECHSPEC® 近赤外 (NIR) 用精密非球面レンズが含まれている。この2製品のほかにも、EOからは多くの非球面レンズの新製品が発表されている。これらの新製品はアプリケーション固有の要求に対する光学インテグレーターの選択肢を増やし、迅速な試作や製品開発を可能にする。

非球面レンズとは、少なくとも1つのフラットではない非球面を持つ光学レンズ素子のこと。球面レンズに代えて非球面レンズを使用することによって得られるメリットは、球面収差がない、小さなスポットサイズでもピントを合わせやすい、ボケにくい、集光性が高いなどさまざま。非球面レンズは、軽量で小型ながらもレンズアッセンブリ内の複数の球面レンズと同じ結果が得られる代替品として使用される。現在、エドモンド・オプティクスは幅広い非球面レンズを提供しており、非球面の設計、製造、計測に関する広範な専門知識を有している。毎月数千枚の精密非球面レンズを製造しているエドモンド・オプティクスは、短納期出荷に標準レンズと高精度レンズを豊富に在庫し、市場や顧客のニーズを反映しながら継続的に製品を拡充している。

TECHSPEC® 両面非球面レンズは高い開口数が特徴で、10mm~50mm の直径をラインナップ。集光や1:1のイメージングアプリケーションに理想的な製品となっている。両凸デザインは、光学系内の光学素子枚数を減らし、システムのスペースと重量を集約することで優れた性能の発揮に貢献する。

TECHSPEC® 近赤外 (NIR) 用精密非球面レンズは、近赤外スペクトルでの球面収差を取り除くよう最適化されている。この非球面レンズは、S-LAH64またはN-BK7基板から製造され、高精度な性能を実現するためにCNC加工により研磨されている。未コート基板は780nm用に設計されているが、350-700nm、600-1050nm、900-1700nm用のコーティングオプションもラインナップしている。

これらの製品のほか、エドモンド・オプティクスのその他の新製品は、www.edmundoptics.jp 新製品ページで確認することができる。

 
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