カラーチェッカーは、科学的にデザインされた独自のテストパターンで、あらゆる演色系の真のカラーバランスや光学濃度の判定をサポートします。自然色からグレースケールまで、科学的にアレンジされた正方形の「テストパターン」は、主観を排除した比較を行う上での業界スタンダードです。各色は可視スペクトルのすべての部分で同様に光を反射するため、さまざまな照明オプションにわたって色の一貫性を維持することができます。グロス (光沢) とマット (艶消し) の両カラーパッチをラインナップしており、グロスパッチは限られた照明ジオメトリで広いダイナミックレンジを提供し、マットパッチはダイナミックレンジは小さくなるものの狭い照明ジオメトリではより使いやすくなります。カラーチェッカーは、1インチのものから標準的なA4レターサイズまでを用意しており、分光、マシンビジョン、写真、グラフィックアート、電子出版、テレビなどの広範なアプリケーションに最適にします。
レゾチェッカーは、最新の国際基準 (ISO 12233)に沿った解像度測定が行えます。光沢仕上げのターゲットは、拡張したダイナミックレンジ (濃度=2.4)を有し、撮像ノイズの計測にも使用できます。しかしながら、光沢面に対して45/0°以下で照明すると、幾何学的に同面から正反射が発生する場合があります。艶消し仕上げのターゲットは、小さなダイナミックレンジ (濃度=1.6)を有しますが、内視鏡イメージングに用いられるような狭いエリアに向けた幾何学的照射により適しています。
各色見本の名称は、xy色度座標と、ルミナス反射係数Yを用いて表記されます。またマンセル記号やISCC-NBS色名法も用意されます。
カラーチェッカーの特に有益な機能に、被検試料のL*a*b*値を決定できる点があります。CIE (国際照明委員会)が標準化したL*a*b*は、人間の眼に感じる全ての色を表わせる色計測の国際標準です。色をデバイスに依存することなく数値化できるため、色における統一性が得られます。L*a*b*は、明るさ/暗さ方向の軸を表す"L"、赤/緑色方向の軸を表す"a"、黄/青色方向の軸を表す"b"の3成分で構成されます。a*が値の正の時には赤みの色を表し、負の時には緑みの色を表します。同様に、b*が値の正の時には黄色みの色を表し、負の時には青みの色を表します。
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