較正済みコンパクトスペクトロメータ―

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較正済みコンパクトスペクトロメータ― #29-344 較正済みコンパクトスペクトロメータ―の構成部品
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  • 32 x 32 x 21.3 mmのコンパクトなフォームファクター
  • 450 - 850nmの波長域で1.5%未満のスペクトル分解能
  • USB接続で電源供給とGUIコントロール

較正済みコンパクトスペクトロメータ―は、32 x 32 x 21.3mmの小型軽量のフォームファクターを採用し、容易なシステム実装やポスト接続用のM4タップ穴を介したスタンドアローン型ベンチトップ構成用にデザインされています。このデバイスは従来のスペクトロメータ―とは異なり、グレーティングやプリズム、あるいは可動部のない新種のマッハツェンダー相当の結晶アレイを利用してインターフェログラムを作り、フーリエ変換で低ノイズスペクトルを生成します。本スペクトロメータ―は、543.4nmと632.8nmのヘリウムネオン (He-Ne) レーザー光源やQTH ランプに対して較正しており、W/m2/nm単位の絶対分光放射強度測定を行います。較正済みコンパクトスペクトロメータ―は、450 – 850nmの波長域に対応し、化学分析や比色分析など、可視~近赤外 (NIR) 波長域での分光アプリケーションでの使用に最適です。本デバイスは、確実な接続に向けたUSB 3.0 ロッキングケーブルを介してUSB給電され、使い勝手のよいGUIで制御されます。

較正済みコンパクトスペクトロメータ―は、frinGOe ソフトウェア、スペクトロメータ―用ドライバー、API リファレンス、およびPython サンプルコードが入ったUSBメモリースティック付きです。frinGOe ソフトウェアは、光源のスペクトルを波長別放射強度の関数として表示するスペクトルプロットを提供します。個々のフレームとして、あるいは連続測定としてデータをエクスポートすることができます。露光時間は1~100ms間でマニュアル調節でき、ピクセルのサチュレーションレベルを示すサチュレーションバー付きです。正確な結果を得るため、また損傷を防ぐために、サチュレーションを100%にしないようにしてください。オート露光機能を用いることで、センサーの最大サチュレーションがおおよそ90%になるように露出時間を自動で調節できます。加えて、平均化数を1~512間で設定することでき、測定時間を長くした時のSN比 (SNR) を高めることができます。測色フレームは、CIE 1976 UCS (uniform chromaticity scale) ダイアグラム上に現在の測定色度座標を表示します。本スペクトロメーターは、既存のシステム内に実装可能で、Pythonで制御できます。コマンドのリストについてはAPIを、また実装例については同梱のPython コードをご参照ください。

 
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