液晶コントローラー ベーシック

対象製品の補足事項

• Ideal for Driving Nematic Liquid Crystal Retarders
• Compatible with λ/2 Liquid Crystal Variable Retarder #63-039
• Manual or Computer Interface Control
• Easy Mounting with 8-32 Tapped Hole

The Basic Liquid Crystal Controller is compatible with the λ/2 Liquid Crystal Variable Retarder (#63-039) and can electrically control the retardance of a single retarder by manually changing the applied voltage. It allows the convenient, stand-alone benchtop operation of the Liquid Crystal Variable Retarders. LED voltage and frequency readouts are shown on a digital display. Additionally frequency and voltage settings of the Basic Liquid Crystal Controller can be easily stored and the system memory retains voltage and frequency settings even at power down.

製品群全体の紹介

• λ/2までの位相差の電気的制御が可能
• 手動か端末制御により操作
• No.8-32UNCのタップ穴を用いた固定が容易

液晶可変波長板 (位相差板)は、精密研磨加工した光学的にフラットな2枚の石英ガラスの窓板を、数ミクロンの間隔を開けて配置し構成されます。そのキャビティ部分にネマチック液晶材料を充填し、密封してあります。このアッセンブリ品は、要求の厳しい多くのアプリケーションで要求される、優れた透過波面品質と低ビーム偏向を確実に実現します。補正器を搭載しない位相差板は、30nm~λ/2までの位相差を変化させられるのに対し、補正器を搭載する位相差板は、0nm~λ/2までを操作することができます。

液晶分子の長軸は、異常光 (遅延軸)側の屈折率になります。電圧が印加されていない時、液晶分子は窓板に平行に配向し、最大の位相差を得ることができます。電圧が液晶層に加えられると、同分子は印加された電場の方向に向かって配向します。電位差が増えると、有効な複屈折量が減少するため、位相差が減少する結果を引き起こします。ベーシック液晶コントローラーは、一台の位相差板を手動で制御できます。

ベーシックコントローラー

• 出力電圧: 2kHz方形波 (0~25Vrms調節可); 50%デューティ比, 最小DCバイアス
• 電圧分解能: 3mV
• 内部変調: 0.7-150Hz
• 外部変調: TTL入力： 最大12V (DC~1kHz)