液晶可変波長板 (位相差板)

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  • λ/2までの位相差の電気的制御が可能
  • 手動か端末制御により操作
  • No.8-32UNCのタップ穴を用いた固定が容易

液晶可変波長板 (位相差板)は、精密研磨加工した光学的にフラットな2枚の石英ガラスの窓板を、数ミクロンの間隔を開けて配置し構成されます。そのキャビティ部分にネマチック液晶材料を充填し、密封してあります。このアッセンブリ品は、要求の厳しい多くのアプリケーションで要求される、優れた透過波面品質と低ビーム偏向を確実に実現します。補正器を搭載しない位相差板は、30nm~λ/2までの位相差を変化させられるのに対し、補正器を搭載する位相差板は、0nm~λ/2までを操作することができます。

液晶分子の長軸は、異常光 (遅延軸)側の屈折率になります。電圧が印加されていない時、液晶分子は窓板に平行に配向し、最大の位相差を得ることができます。電圧が液晶層に加えられると、同分子は印加された電場の方向に向かって配向します。電位差が増えると、有効な複屈折量が減少するため、位相差が減少する結果を引き起こします。ベーシック液晶コントローラーは、一台の位相差板を手動で制御できます。

ベーシックコントローラー

  • 出力電圧: 2kHz方形波 (0~25Vrms調節可); 50%デューティ比, 最小DCバイアス
  • 電圧分解能: 3mV
  • 内部変調: 0.7-150Hz
  • 外部変調: TTL入力: 最大12V (DC~1kHz)
 
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