ロンキー・ルーリングスライドガラス

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  • 解像力やディストーション、及び同焦性安定性の評価用に使用
  • レチクルやフィールドキャリブレーションの要求向けに最適
  • フロートガラス、合成石英ガラス、蛍光コーティング付き合成石英ガラス、及びオパールガラスをラインナップ

 ロンキー・ルーリングスライドガラスは、顕微鏡用のスライドガラス基板上にロンキー・ルーリングのパターンをクロム蒸着したものです。イメージングシステム、とりわけ顕微鏡製品の解像力やディストーション、及び同焦性安定性を評価するのに格好の製品です。空間周波数は各ガラス基板の左端に表示されており、製品の識別も容易です。ロンキーパターンの空間周波数がミリ当たりでデザインされたミリパターン (対応空間周波数の単位はLPM ; Line-pairs Per Millimeter) でデザインされ、空間周波数や基板別に複数種が選択できます。

 スライドガラス基板は、最も標準的なフロートガラスの他に、合成石英ガラスと蛍光コーティング付き合成石英ガラスが選べます。合成石英ガラスは、紫外線での透過率を改善します (透過特性は270nmの波長においても92%以上)。蛍光コーティング付き合成石英ガラス基板 (合成石英 + 蛍光) は、合成石英ガラス基板の裏面側にUV光に反応する蛍光材 (励起ピーク波長: 365nm、蛍光ピーク波長: 550nm (緑))を特別にコーティングしています。ロンキーパターンの蒸着面は、フロートガラスと合成石英ガラスのタイプが基板表面側であるのに対し、蛍光コーティング付き合成石英ガラスは蛍光材がコーティングされている裏面側の方に特別に施されています。これにより蛍光材の発色面と、ロンキーパターン面が同一面上となるため、被検レンズのピント調整が容易になります。

 
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