TECHSPEC® ブランドの製品は、エドモンド・オプティクスによってデザイン、規格化、あるいは製造されます。もっと詳しく

テレセントリック バックライト・イルミネーター

TECHSPEC® Telecentric Backlight Illuminators

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  • コリメート光による輪郭部のコントラスト向上
  • テレセントリックレンズとの使用に最適な優れたコリメーション
  • 8mm径ポート用の同軸用LEDや6.4mmバンドル径 (7.9mm 口金径) のファイバーライトガイドと容易に接続
TECHSPEC® テレセントリックバックライト・イルミネーターは、テレセントリックな光学デザインで得られる真にコリメートな光で物体を照明し、高コントラストなシルエット画像を形成します。標準的なバックライト照明は、ホットスポットの発生を避ける目的で光を拡散させますが、物体に拡散反射することで輪郭部のコントラストを低下させます。TECHSPEC テレセントリックバックライト・イルミネーターは、輪郭部のコントラストを向上させるために (拡散のない)コリメート光線を用いるため、計測精度が向上します。テレセントリックレンズと組み合わせて用いることで、本イルミネーターは正確な計測を必要とするマシンビジョンアプリケーションに理想的となります。8mm径ポート用の同軸用LEDや6.4mmバンドル径 (7.9mm 口金径) のファイバーライトガイドに対応。

補足: 駆動する際は、光源と光源用のパワーサプライが必要になります。

共通データ

技術情報

 

テレセントリック照明をなぜ用いる?

  • 従来のバックライト照明に比べて輪郭部のコントラストが向上
  • 精密計測アプリケーションに最適
  • 小さな欠陥部の検出及び計測精度や再現性に優れる
  • 照明と物体間の距離を離せる
Clear Edge Silhouette from Telecentric Illuminator System
Blurry Edges from Standard Backlight System
Collimated Light Rays from a Telecentric Illuminator
Diffuse Reflections from a Standard Backlight
Figure 1: テレセントリック照明 (左) と従来のバックライト照明 (右) を用いた輪郭部コントラストの比較。テレセントリック照明からのコリメート光線は高コントラストなシルエット画像に作るのに対し、従来のバックライト照明からの拡散した光線は輪郭部の像をぼやけさせる。

 

開口数 (NA) を一致させる重要性

  • お手持ちの照明のNAとイメージングレンズのNAを一致させてシステム効率性を最大化
  • 照明のNAがイメージングレンズのNAより小さい場合、構造的周辺光量低下を招く
  • イメージングレンズへの光量不足はコントラスト低下となり、物体情報損失の結果に
  • イメージングレンズへの過剰な光量は一部の光量が無駄になるものの、光量不足になるよりは良い
Underfilling occurs if the NA of the illumination source is smaller than the NA of the imaging lens, reducing contrast and resulting in loss of object information. Green lines represent the NA of the illumination source and blue lines represent the NA of the imaging lens.
Figure 2a: 光量不足は、照明のNAがイメージングレンズのNAより小さい場合に生じる。その結果、コントラストが低下し、物体情報の一部を損失する。緑線が照明のNAを表し、青線がイメージングレンズのNAを表す。
Overfilling occurs if the NA of the illumination source is larger than the NA of the imaging lens, causing some light to be wasted. Overfilling is preferable than underfilling, but the NA’s should be as close as possible to reduce the amount of light loss.
Figure 2b: 過剰な光量は、照明のNAがイメージングレンズのNAより大きい場合に生じ、一部の光量は無駄になる。光量不足になるよりは良いが、互いのNAを可能な限り近づけて光量損失の量を減らすのが望ましい。
 
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