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Edmund Optics®がII-VI社と協業し赤外用オプティクスを拡充

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2/12/2019, Barrington, NJ USA   —

米国Edmund Optics® (EO)の日本法人、エドモンド・オプティクス・ジャパン株式会社は、ジンクセレン (ZnSe) 製光学部品の短納期供給に向け、II-VI社と協業することを発表した。EOでは現在、ジンクセレン (ZnSe) 平凸レンズジンクセレン (ZnSe) 非球面レンズCO2レーザー用ビームエキスパンダーレンズストレスアナライザーを新製品としてラインナップしている。

今回の協業によって、設計、試作、生産のプロジェクトサイクルを通じて、赤外 (IR) アプリケーション用の光学部品の調達がこれまで以上に容易になった。

TECHSPEC® ジンクセレン (ZnSe) 平凸レンズは、EOが設計し、II-VI 社が10.6µmにおいて<0.0005cm-1のバルク吸収率をもつプレミアグレードのセレン化亜鉛材料を用いて製造する。未コート、もしくは8-12µmまたは3-12µm用の広帯域反射防止膜付きをラインナップしている。10.6µmで<λ/20のイレギュラリティと<50Åの表面粗さにより、精密IRアプリケーションに最適となる。

TECHSPEC® ジンクセレン (ZnSe) 非球面レンズも、上記平凸レンズと同様にEOが設計し、プレミアグレードのZnSeから製造されている。ZnSe 平凸レンズと同じ表面仕様で8-12µm用のARコーティングをオプションで用意するが、TECHSPEC® ジンクセレン (ZnSe) 非球面レンズは最小の集光スポットサイズを実現する回折限界性能を実現する。

CO2レーザー用ビームエキスパンダーは、10.6µmのハイパワーCO2レーザービームをコリメートし、エネルギー分布を改善するために、より高いグレードの ZnSe 光学素子から製造されている。このビームエキスパンダーは、最小のビーム偏差と、10.6μmで一面当たり<0.1%の吸収率を実現するARコーティングの採用により、99.4%の透過率が得られる。

また、今回EOが販売するII-VI社製新製品の最後となるのはレンズストレスアナライザー。偏光板のクロスニコル構成を利用して機械的ストレスや熱的ストレス、またコンタミを特定する。この製品は、日本国内ではコンパクトなスマートフォン装着モデルを販売する。

 
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