光学部品とアッセンブリの世界的なメーカーでありサプライヤーである米国 Edmund Opticsの日本法人、エドモンド・オプティクス・ジャパン株式会社は、フラウンホーファー研究機構からのスピンオフとして2011年にドイツのアーヘンに設立された、超音波アシストシステムと高精度光学部品製造のハイテク企業son-x社の買収を発表した。
この戦略的買収は、Edmund Opticsのダイヤモンド切削能力を強化し、世界中の顧客に革新的なソリューションを提供する信頼できるパートナーとしての地位を強化する。先駆的な超音波アシストダイヤモンド切削技術を開発し、精密光学部品製造を世界的に再定義したson-x社の専門性とリソースを統合することにより、Edmund Opticsは、1mmから1mまでの多軸加工 (最大5軸) された高度に複雑な面形状を提供できるようになり、より大きな価値、高い効率、革新性を推進する態勢を備える。
最高経営責任者兼取締役会会長のMarisa Edmundは「我々は、son-x社をEdmund Opticsのファミリーとして迎えられることを嬉しく思います。」「この買収は、オプティクスとフォトニクスにおける高精度ソリューションのプロバイダーになるという当社の使命に完全に一致する素晴らしいパートナーシップであり、当社の顧客や利害関係者にさらなる大きな成功を実現させることでしょう。」と語る。
son-x社の共同設立者兼常務取締役のOlaf Dambon博士は、「Edmund Opticsに加わることは、son-x社にとって心躍る戦略的な新章になります。」「当社の高精度ダイヤモンド切削加工能力とEdmund Opticsの世界的な事業展開と投資計画を組み合わせることで、技術革新を加速化して、世界中のお客様にさらに高い精度と価値を提供することができます。」と述べる。
Edmund Optics について: Edmund Optics®は、1942年の創業以来、ライフサイエンス、バイオメディカル、工業検査、 半導体、研究開発、防衛をはじめとする様々な市場にサービスを展開する光学技術ソリューションのリーディング・グローバル・プロバイダーです。世界18カ所の拠点で1,250人以上の従業員を抱え、今もなお拡大を続けています。Edmund Opticsは、光学および光工学における有名ブランドと製品を、豊富な在庫品を取り揃えてワンストップで提供する「マーケットプレイス」、そして精密光学部品やイメージング用部品/システムの特注および大量生産ハブとして、アプリケーションの専門知識、設計、組み立て、研究開発を内製化した「アドバンスド・マニュファクチャリング」の2つの異なるソリューションでお客様をサポートいたします。詳細の確認やエンジニアへの相談、製品の購入などは同社のウェブサイトwww.edmundoptics.jpから行うことができます。
son-x社について: son-x社はドイツのアーヘンに本社を置く、フラウンホーファー研究所から生まれたオーナー企業です。同社の焦点は超精密製造にあります。近年、この目的のために、超精密機械、光学計測技術、クリーンルーム環境など、最新鋭の設備を備えた最先端の生産施設が設置されました。son-x社の主な製品には、主に半導体、衛星、防衛分野で使用される金属膜ミラーがあります。さらに、son-x社では赤外用オプティクスの製造も行っています。その数量は、プロトタイプ用の1回限りの生産から、年間数千個のミラーの連続生産まで多岐にわたります。そのために、son-x社は様々な管理プロセスを確立しています。さらに昨年からは、ISO9001認証を取得しています。
詳細については、 son-x社ホームページおよび光学メーカー & サプライヤー|イメージングレンズ & レーザーオプティクスメーカー|エドモンド・オプティクスをご覧ください。
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