DOF 5-15 被写界深度測定図票

製品群全体の紹介

• 撮像光学系の被写界深度評価用にデザイン
• 深度を計算する必要性を排除

DOF 5-15 被写界深度測定図票は、撮像光学系の被写界深度 (Depth Of Field) を測定、標準化するために開発された図票です。従来のDOFの測定は、測定者により個人差が出てしまい、また計算による理論値の算出においても、その複雑な計算式から誤った計算をしやすいという問題がありました。計算値 (理論値) と製品の実際の性能の間に開きがあることも少なくありません。DOF測定図票はそのような問題を解決し、DOFの評価を誰にでも簡単に行うことを可能にします。本製品には空間周波数パターンと深度測定用の直読スケールがあり、アルミ成型基板の斜面上に施されています。空間周波数は5本/mm (分解能 200μm) と15本/mm (分解能 67μm) の2種類があり、どちらにも垂直方向と水平方向の2種類のパターンが用意されています (全4パターン)。これにより撮像光学系の水平、及び垂直方向の被写界深度が一時に評価できるようになります。特殊な形状を持った本製品は、テストパターンをレンズの光軸に対して45°傾けて配置した状態でDOFの測定が行えるように考案されたものです (スケールはこの状態で直読できるようにデザイン)。取扱説明書 (英文) 付き。

技術情報

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